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行政書士試験直前期の重要ポイント解説


令和6年度の行政書士試験まで1か月を切りましたね。
直前期の過ごし方は合否に直結します。

予備校に通われている方は、専門家である講師の方の指示に従うのが間違いないのは大前提ですが、法律初学者、独学8か月で合格した元受験生目線でやってよかったこと、やらなければよかったことを備忘録的に残したいと思います。

行政書士試験直前にやってよかったこと

市販の模試を解きまくったこと

予備校が出版している模試(大体2~3回分が収録され2000円弱で売られています)は積極的に購入し、消化不良にならない程度で解いていました。
試験本番では今まで学習したことを頭の中で整理し、それを用いて初見の問題を解かなければいけません。これは既に持っている参考書を繰り返しているだけでは経験できないことです。実際に未知の問題に対峙したときに、どのように問題を解いていくのか。どう選択肢を削っていくのか。それに慣れることができるのでおすすめです。

正しい選択肢は○、よくわからない選択肢は△、誤っている選択肢は×、ここまでは皆同じだと思いますが、確実に自信があるものにはその上から□を書くとわかりやすいです。これはTACだかLECの講師の方が模試の解説動画でおっしゃっていました。このように問題用紙に書き残すことで、時間が余ったときの見直しもしやすいですし、自己採点の際にも役立ちます。おすすめです。

行政書士試験直前にやらなければよかったこと

肢別過去問をひたすら周回すること

肢別過去問は学習において必要不可欠な問題集であるのは間違いありませんが、学習の最終段階で既に解ける問題をひたすら繰り返すことはただの自己満足であり、時間の無駄でした。肢別過去問で問われる知識は確かに毎年繰り返し出題されることは多いですが、同じような文章で出題されることはほとんどありません。少し文章を変えられると解けないといったこともありがちですから肢別過去問にこだわりすぎない方がベターだと感じています。

記述式問題集を丸暗記しようとしたこと

私は直前期に記述式問題集を解答例を丸暗記する勢いで解いていましたが、それが危うく致命傷になりかけました。解答例を理解せずに暗記に走ったことで、特定のキーワードに脊髄反射してしまい、記述式問題集にあった解答例をほとんどそのまま書いてしまいました。合格したからよかったものの、おそらくその設問は0点だったので、私のような悲劇を繰り返さないためにも、記述式問題集は理解しながら解きましょう。笑

行政書士試験後にやらなければよかったこと

前述の通り、記述式のある設問でとんでもない記述をしてしまった私は試験後かなり精神的に参ってしまい、過去の採点基準や、予備校講師の予想採点基準なんかをひたすら検索して一喜一憂していました。採点基準を調べたところで、実際の試験センターの採点基準がどうなるのかは予測不可能ですから、あまり気にしないようにしましょう。試験後もし不安なことがありましたらコメントください。時間のあるときにお答えできればと思います。

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